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民生保健委員会で行政視察に行きました。

民生保健常任委員会行政視察レポート   尾上康雄    2015年8月19・20日

 

世田谷区は人口約89万人で、高齢化もありますが子どもは増加傾向がしばらくつづくと言っておられました。ここでは、認知症初期集中支援の事業についての概要・説明をお聞きしました。課題は、単身高齢者への支援のあり方です。区を27の地域、中学校区に責任持つ体制をつくり支援していく。大阪市では、各区に2~3ヶ所ですから、世田谷区のように広げていくには相当な体制が必要で、もちろん地域のボランティアと専門職との共同・連携が必要になると感じました。

 

次に「東京スカイツリータウン」とその周辺を支える高効率地域冷暖房システムについて視察を行いました。スカイツリーの地下に巨大なシステムをつくり省エネ、CO2削減で温暖化防止の取り組みのDVDを視聴し、巨大な水槽や、地熱を利用する仕組みを教えて頂きました。コスト面ではどれだけの効果があるかはハッキリとはわかりませんでしたが、大事なことは、環境にやさしいこと、将来のエネルギーをあり方を追及する姿勢だと思いました。大阪も70年代は高度成長時代で公害がばらまかれましたが、コストをかけて企業が公害を規制する技術があり、その当時、黒田府政になって以降、公害が大きく改善されました。原発に頼らない自然エネルギーの活用の重要性を感じました。

 

神奈川県庁では、県立病院のあり方検討委員会の概要と実践経過報告をうけました。医療の問題で特に感じたのは、医師確保、医療スタッフ確保と経営効率化など、独立行政法人化することによって、前向きに進みだしている中身が中心の報告でした。そして、住民の声、不安に応えるために努力していると感じした。大阪市での住吉市民病院廃止の動きとはちょっと違うなと思いました。特に、小児周産期医療に対する考え方を大阪市・橋下市長は学ぶべきであると痛感しました。先端医療、高度な医療の重要性も十分に感じました。医療スタッフのモチベーションを上げることも非常に大事なことです。残念ながら大阪市では橋下市長就任以来、優秀な人材が去っていっているのではないかと心配しています。

最後の視察は、神奈川県立こども医療センターです。ここでびっくりしたのは、障害者も通える学校があることです。また、超未熟児1000グラムの新生児を元気に成長させるために日々力を発揮していること、生まれる前に、性別が解っていることはもちろんのこと、心臓病がある事などもすべて掌握し、母子の健康を考えていること、こんな病院が身近にあったらどれだけ心強いかと思いました。大阪での高度医療中心に府立母子医療を進めることはこの点では必要な医療です。それだけに、高度な医療は必要ではないが、赤ちゃん、子どもの病気を身近に診てくれる病院、住吉市民病院はなくてはならない病院だと言うことも改め明らかになったのではないでしょうか。

今回の民生保健常任委員会の行政視察は、大変有効で、有意義な視察であったと思います。

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