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南海トラフ巨大地震が起これば大阪市域はどうなるのか。

大阪市災害対策委員会で、関西大学社会安全研究センター長「河田恵昭」教授を招いて講演をしていただきました。54ページにおよぶ資料にもとづいて約1時間半の講演、認識を改める学習になりました。東日本大震災では20兆円の被害ですが、南海トラフでは220兆円ということ、ですから起こってしまってからでは、間に合わないということ。そして、巨大地震の対策では2つある。1つは歴史性で、繰り返すということ。2つは地域性の相違、東京と大阪はちがう対策が必要。地下鉄の民営化、水道事業の民営化はやってはならないと断言。その理由も正確に話されていました。とくに、大阪の地下街はアメーバーのように広がっているが、この事態を想定していなかった。地下鉄の防護壁は70cmあるが、それでは十分ではない。大阪、キタの地下街と階段で地上道路とつながった出入り口は170箇所以上、周辺ビルを合わせると300箇所以上となり、床下浸水すれば、地下街・地下鉄浸水は避けられない。災害予測の震度や液状化はあくまでも想定値であり、最悪の被災シナリオではない。大阪市内の幹線道路は、松屋町以西では液状化被害が発生し通行不能になり全国からの復旧作業の応援要員は期待できない。命をまもる、自分が避難するビルを決めておく。今日の講演を聞き、南海トラフ巨大地震についての認識を新たにしました。